2013年12月24日 あすけ聞き書き隊に参加しています
あすけ聞き書き隊員!咲姫です!
プライベートな話になりますが、「地域密着」なお話をします。
今年から「あすけ聞き書き隊」に参加しています。
「聞き書き」とは…
人生の先輩であるお年寄りの方々に、昔の仕事、生活の知恵、技、暮らしの苦労など
その生き方を聞かせていただき、「話し言葉」だけで文章にまとめるものです。
この聞き書きの活動を、おいでん・さんそんずのメンバーでもあるあすけのたかきさんを筆頭としたメンバーで行っています。
「あすけ聞き書き隊」との出会い
偶然なのか必然なのか、色々な出会いが私を聞き書きに導いてくれました。
●●出会い1●●
知り合いの方が、昨年度まであすけ聞き書き隊で活動されていて、
「あすけ聞きフェス」という聞き書きを披露するイベントがあるよ〜
と教えてくださいました。
その時は「へー!」ぐらいにしか思っていませんでしたけど。
●●出会い2●●
コンビニに置いてあったかわいいチラシ。それは中高生の為の「聞き書き甲子園」のチラシでした。この時、あすけ聞き書き隊とは何も結びつきに気づいていませんでした。
●●出会い3●●
耕Life設置店である、あすけユースホステルさんへ本誌の配達にお伺いした時のこと。
「共存の森ネットワーク」という学生による団体が足助で竹林整備、棚田の保全活動をしていることを知りました。
すぐに耕Lifeで取材させて頂けることとなり、この団体をよくよく調べてみると
「聞き書き甲子園」に参加した高校生有志の呼びかけにより始まった活動だったのです!
しかも「共存の森ネットワーク」の理事長が、豊田(一部)ではおなじみの澁澤壽一さん。
この時点で「まじかまじか!」と一人でワクワクしていました。
●●出会い4●●
耕Lifeを創刊してから、なぜか私はライター的な役割にまわっています。
特別文章を書く事に自信があるわけではありません。
しかし、やらなければいけない状況に追い込まれた私は
「人の話を聞くこと」「人の話をまとめること」を学ぼうと思い、
阿川佐和子さんの「聞く力」という本を読むことにしました。
阿川さんの聞き上手なところ、そしてその人の魅力を引き出し、話をとてもクリアにまとめるところがスキなのです。
本を読み進めていくと、阿川さんは10年以上前から「聞き書き甲子園」で学生達にインタビューの心得などをレクチャーするお仕事をされているとのこと。
「うそん!」と一人声をあげました。「繋がったーーーー!」
●●出会い5●●
ここ最近、仕事でもプライベートでもよく足助に行く機会がありました。
ちょっと前までは「足助といったら香嵐渓(他はよく知りません)」ぐらいの想いしかなかったのですが、地域の方とお話をしたり、伝統的なまちなみを歩けば歩くほど、
このまちともっと繋がりを持ちたいと思うようになっていました。
いよいよ「あすけ聞き書き隊」についてじっくりと調べ始めました。
するとなんと!講師をされているのは「共存の森ネットワーク」事務局の吉野奈保子さんであることが判明しました。
この瞬間、すぐに「あすけ聞き書き隊」へ連絡をしました。
いざ参戦!
聞き書きが大変なことはわかっていました。
ただでさえ、耕Lifeのインタビューをまとめあげるのに時間がかかるのに、自分にできるのか?という疑問を抱きながらも、(たかきさんに説得され)参加することに決めました。
私がお話をお伺いした方は足助町新町にある駄菓子屋「ぜんさ」の鈴木さんです。
何度か鈴木さんのもとにお伺いして、お話した内容全てをレコーダーで保存し、書きおこしをします。
現代の生活とは比べ物にならないぐらい大変であった
昔の暮らしぶりをたくさんお伺いしました。
“大変”というか、それが当たり前だった…というのでしょうか。
現代があまりにも便利すぎるうえ、人と人との繋がりの希薄さは増すばかり。
「嫌ならやめればよし、楽で効率の良い手段をとればよし」
という風潮があまりにも強く、人間本来の生き方ってどんなものなんだろう
と考えるようになりました。それと同時に、日々甘えて生きている自分が情けなく、反省する時間もたくさんありました。
メンバーの皆さんに校正をして頂きました。
真剣に校正するたかきさん。すごく心強いです!
「聞きフェス」開催します!
あすけ聞き書き隊のメンバーによる発表会「聞きフェス」を
2014年2月9日(日) 13:30〜 足助病院 南棟講義室で開催します。
この日は共存の森ネットワークのメンバーとも再会できるので楽しみです^^
その前に早く原稿を提出しなくては ===(;´Д`)」