2013年10月23日 デザイン研修で長良川おんぱくへ!
バッテリーを入れ忘れたまま一眼レフカメラを持って行ったのは私です。みはるです。
こいけやクリエイトスタッフ一同で社員研修へ行って参りました。
今回のテーマは「活版印刷の体験」
普段、印刷業界、印刷所、印刷技術には大変お世話になっていますが、その歴史や過去の技術については知らないことが多いです。
スタッフ皆興味のあった「活版印刷」の体験ができるプログラムが長良川おんぱくでやっている!
ということで、体験してきました。
会社から車で1時間ほどで岐阜市に着きました。私、岐阜市に来るの初めてでした。
駐車場から歩くと5分程で会場のORGANデザイン室へ着きました。レトロな雰囲気のステキな家です。
まずはお茶とケーキ等をいただき、雑談。
その後、好きな文字を選んで版を作る準備です。
活版は、「活字」と呼ばれる鉛で出来た文字を一つずつ拾い組み合わせ、ハンコの原理で凸面にインキをのせて刷るという仕組みです。
ひらがな、カタカナ、漢字、たくさんの種類の活字がありました。フォントも色々。日本語ってこういう時大変だなあ…としみじみ。
アルファベットなら26文字で済むのにね!
今回は体験なので、版は職人さんに作っていただきました。
ここの作業で文字詰めなど調節するそうです。
そして、活版印刷機でガッシャン!
インクがついたローラーが版にインクをつけてから下に下がり、その後、紙が版に押し付けられます。
ぎゅっと押す圧力で凸凹した感じが出るのが良いですね。味があるというか。
でも、昔の職人さんは、いかに凸凹させないかが職人技だったそう。今だと「それじゃ普通の印刷と区別つかないじゃん…」と思ってしまいますので、逆に凸凹した方が嬉しいです。
↑完成品です↑
良い体験ができました。
ORGANデザイン室のスタッフの皆様お世話になりました。ありがとうございました。
スタッフ一同、感性に刺激を受けることができたと思います。
これからのデザインワークに生かして、デザインの幅を広げていきたいと思います。
また、次回はガッツリとワークショップに参加して、文字詰め等自分たちで調節してやってみたいなと思いました。
