2012年6月30日 HCD-Netセミナーin名古屋2012 (第3回)に参加しました
今回は真面目に登場します。咲姫です。
2012年6月30日(土)、HCD-Netセミナーin名古屋2012(第3回)に参加させて頂きました。
第2回目に引き続き、内容を十分に理解していないまま
月日が経っておりますがご了承下さい…
前回よりも難しかったです。
今回のテーマは「ストーリーテリング」
ワークショップの講師は「ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング」という
本の翻訳者の1人である酒井洋平さんです。
以下、ワークショップの内容です。
1)
2~3人1組でそれぞれインタビュアー、ストーリーテラー、ノートテイカーとなり、
「飲み会の設定」もしくは「旅行の計画」を題材にストーリーの断片を集める。
2)
チーム内でストーリーを共有、選択し英雄構造というプロット(写真参照)を作成する
桃太郎に当てはめた場合…
日常世界→昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました
冒険へのきっかけ→川で洗濯をしていると桃が流れてきた!
はじまりと試練→桃太郎は鬼ヶ島に行くことになってしまった!
冒険の世界→桃太郎は戦った!
目的の達成→鬼を倒した!
日常への帰還→おじいさんとおばあさんの元に無事に帰ってきました!
3)
最終的なオーディエンスを経営者もしくは実際のユーザーとして想定し作成したストーリーのプレゼンを行う。
ここで大切なのがエレベーターピッチという手法でプレゼンを行うこと。
この言葉、初めて聞きました。
これはある起業家が、偶然投資家と同じエレベーターに乗った際に、自らのビジネスプランを30秒程度で伝えられるかどうかでビジネスの明暗が分かれる」
と言われてきたことから生まれた手法。
誰が何を困っているのか
どのような解決策なのか
何が優れているのか
これを明確に、コンパクトに伝えることが大切だそうです。
約8グループのプレゼンはどれも個性的で非常に勉強になりました。
男性プレゼンターが女性ユーザーになりきりストーリーを語る
様などはとても面白かったです。
最後に……
是枝裕和監督のWonderful life (1999年)は映像になるまでのプロセスが
人間中心設計的で良い!と講師の酒井さんが仰っておりました。
ここに書いておかないと忘れてしまいそうなので。
今年中に必ず見たいと思います。