2015年5月20日 初夏の畑☆急にやる気に満ちてきた
ジワジワと紫外線をあびている咲姫です。
最近、急に畑スイッチが入りまして
野良仕事に費やす時間が多くなりました。
その理由はまた今度。
初夏の畑。
いつもより畑が賑やかです(。・∀・)ノ
昨年はお休みしていたイチゴ、大量にできたパセリ
小さすぎて食べ時がわからないセロリ、
雨ばかりで「腐った」かと思われたジャガイモが起死回生!
今年も大量に育てる予定のバジルと、やっと芽がでてきた綿。
綿って発芽するのに10日ほどかかるんですね。大分待ちました。
「2015年のちっちゃな目標」である豆板醤づくり!
ギリギリ苗が見つかって、そら豆を育てていました^^
大成功の予感!
アブラ虫もつかずに大量に収穫出来ました☆
市販のよりもちょっと小さいけど
な熱を加えると香ばしいそら豆です!
第1回目の収穫↓
引き続き豆板醤作りをレポートしていきます!
2015年4月16日 挙母木綿に魅せられて
使いもしないのにお金もないのに、
気に入った布があるとすぐに買ってしまうクセがある咲姫です!
そろそろこの種を畑にまこうと思います↓
何かわかりますか?
「綿を初めて育てる〜」と思い込んでいましたが
種を触りながら、そういえば小学校の時に綿をたくさん栽培していたことを思い出しました。
「衣」のまち とよた
ご存知とは思いますが、豊田は「衣(ころも)」のまちだったんですね。
養蚕が盛んで、「加茂蚕糸」は戦後愛知県最大の製糸工場だったそうです。
今では愛知県で「養蚕」と聞くと新城市のイメージが強いですけど。
一方、木綿の歴史もとても古く
その歴史は江戸時代から続いていると言われているそうです。
そんな歴史を知ったのは、以前お仕事で携わらせていただいた
「ものづくりなぜ?なぜ?プロジェクト」がきっかけでした。
「繊維チーム」で子どもたちが糸つむぎや機織りをする姿を見て
ずーっと私の心はウズウズしていたのです。
始めちゃったよ!
ということで、今年から挙母木綿について学びはじめました。
かつて江戸時代に行われていたであろう、糸つむぎ、手織りの技法。
普通に考えたらとてもとても面倒なこの作業に
私はワクワクしながら、ものづくりの喜びをかみしめています。
絶妙な手加減が必要です。
右手で糸車をまわす速度、左手で綿をひくタイミング
現代のIT技術もすごいけれど、こういったシンプルだけど
すごく奥深い技術も、素晴らしいです。
見よ!この成長を!
↑左が人生で初めて自分でつむいだ糸。
右にいくに従って上手になっていくのがわかります。
先生曰く、「糸がまともにつむげるようになるまで1日3時間やって3年かかるわね…」
きっと私がまともにつむげるようになるのは
孫が成人になってからぐらい?
遠い道のりです。
伝統技法を継承すること
糸つむぎ、糸染め、機織り、仕上げの工程ができる人は
豊田にも数えるほどしかいらっしゃらないそうです。
若い世代が学んでいかなければ、この技法は忘れさられてしまうわけで
もっと若い人たちに豊田の「ころも」が触れられる機会が増えると
いいなぁと思いました。(私のこの学びが続くかどうかは未知ですが)
近々、豊田市近代と産業とくらし発見館で
「まゆまつり2015」という企画展があるみたいなので
ぜひ行ってみたいです♪
2015年3月18日 「田舎暮らしというライフスタイルの選択」に参加
「あいちの山里で暮らそう 移住&交流ガイドブック」が
最初に配られるイベントとお伺いしいたので
愛知交流居住センター主催、大ナゴヤ大学 企画/運営の
「田舎暮らしというライフスタイルの選択~新しい田舎暮らしについてみんなで考える1日~」という講演会兼交流会に参加してきました。
「田舎暮らし」をテーマにしたこのイベントに
県内外から定員70名以上の参加者が集っていました。しかもみなさんお若い!
ガイドブックは受付で配られていました。
「すごくよかったよ~」「評判いいよ~」
なんてお言葉をいただけて、とても嬉しかったです。
このガイドブックは山里暮らしをするための一歩の「きっかけ」づくりだと思っています。
「ちょっと気になる記事があったから検索してみよう」
「休みの日にでも現地に足を運んでみよう」
なんて思ってくだされば、それだけでも制作した甲斐があります。
ゲストトーク
このイベントのゲストは
greenz.jp 編集長 兼松佳宏さん
福岡R不動産 坂田賢治さん
greenz.jpさんは”ほしい未来”をつくるためのヒントを発信するWebマガジンです。
世の中、ネガティブな話題が取り上げられることが多いけど、ポジティブで楽しくなっちゃう、今は珍しいけど10年後には当たり前になっているんじゃないかっていう世の中の取り組みを紹介しています。
まさに豊田市が掲げる「ミライのフツー」ってやつでしょうか。
「田舎暮らし」を焦点に、日本各地のさまざまな生き方、考え方の紹介をしてくださいました。
福岡R不動産さんは行政と共に田舎でのトライアルステイなどを実施されている不動産会社です。
いきなり家を購入して田舎に住むということはなかなか勇気のいること。
だからお試しで短期間、田舎にすんでみようぜ!っていう街暮らしの人にはとてもありがたい制度です。
しかも仕事付きのプログラムもあったりします(ちくご移住計画2014)
クロストーク
三河山間エリアで活躍の皆さんが、実際に現地でどんな活動をしているのかお伺いしました。
常日頃から安藤征夫さんにはお世話になっておりますが
安藤さんの話す言葉に、参加者の皆さんは、逐一ものすごい反応をしていました。
空き家の開拓、薪づくり研究会、ツリークライミングにツリーハウス
そして今年からはガキ大将養成講座にも大忙しの安藤さん。
「ボクは”よそもの”が大好きなんだよ。よそものから多くのアイディアをもらって旭の魅力を引き出して、良くしていきたいんだ」と語る山のおとうちゃんに、私ももっと力になりたい!と思ったひとときでした。
田舎暮らしというライフスタイルの選択って結局どうなの
ここでは、田舎暮らしが絶対に良い!という話で盛り上がっていたわけではありません。
「そんな生活もあるよね」
「何もなさそうな田舎で何ができるかな?」
「実は田舎ってすごい魅力を秘めてるんだよ」などなど
参加していた方は今後の暮らし方を真剣に考えている方が多いように感じました。
私は特に「答え」を求めにきたわけではなかったのですが
最後にgreenz.jpの兼松さんの言葉を聞いてなんだかスッキリしました。
「自分の選択に納得できる社会、何に対しても言い訳しない社会になるといいよね」
街暮らしをしている自分に少しでも疑問を感じるなら
田舎暮らしに目を向けてみるのもいい。
田舎から出たい!って思っているなら思い切って街に出てみるのもいい。
自分が納得いくまで、まずはカラダを動かしてみる。
人生一回きりなので、自分の心が落着く、居心地のいい場所に出会いたいですね♪
ちなみに私は、もうここ(豊田)以上の都会には住めないし働けない。
都会で働きつづけることに拒絶反応がでています(笑)
最後に、インタビューを受けてくださった金城愛ちゃんと
記念写真を撮りました☆
2015年3月17日 あいちの山里で暮らそう 移住&交流ガイドブックの制作
先日新聞に写真がデカデカと載ったのに
誰にも「見たよー」と言われなかった咲姫です!(3月14日の中日新聞ですわよ)
昨年秋から制作にとりかかっておりました
「あいちの山里で暮らそう 移住&交流ガイドブック」が遂に完成いたしました。
このガイドブックは愛知県三河中山間地域への移住・交流促進を図るためのもので
県内6市町村(豊根村、東栄町、設楽町、新城市、豊田市、岡崎市)の
山里の魅力がギュッと詰め込まれています。
A4サイズ 全48ページ!!見応え読み応え抜群!
構成、取材、記事制作、デザインまで
こいけやクリエイトのチーム力が発揮された作品となりました。
18組の移住者インタビュー&記事制作
私の主な仕事は山里へ移住された方々への取材及び記事制作でした。
各市町村3名ずつ、現地へ足を運び「移住に至るまでの経緯、暮らしぶり、今後の展望」
などをお伺いしてまわりました。
下の写真は新城市の「阿寺の七滝」
日本の滝100選のひとつです。
取材道中は絶景に圧倒されたり
さまざまな動物に出くわしたりと
小旅行気分で楽しむことができました♪
山里への移住って実際どうなの?
さて、18組の方々がどんな想いで移住されたのか。
その想いはやはり千差万別でした。
・田舎暮らしがしたかったから
・仕事がその場所でしかできなかったから
・体調の悪化から住環境改善を希望して
・実家に戻らなければならなかったから
中には2時間かけて会社通勤をされている方もいらっしゃいました。
街暮らしをしている方の中には「山里暮らしっていいなぁ」と思いつつも
「今より不便になるんじゃないか」「大変なんじゃないか」など
山里への一歩を踏み出すのに躊躇している方もいるはず。
しかし、山里暮らし=古民家に薪ストーブがあって畑を耕したり、欲しいものがすぐ手に入らなかったり……
が全てではなく街暮らしと変わらない、ごくごく一般的な住宅にお住まいで
週末はちょっと車を走らせれば街に出ることができるような生活を
していらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
すぐそこにスーパーやコンビニがある生活もいいですが
「『すぐそこに無い』生活に慣れれば、どうってことないよ~」
と多くの方が仰ってました。
「無ければ無いなりに工夫する生活が楽しいじゃん!」
と発想転換できる人がきっと山里暮らしに向いているんだろうな…
と思ったりもしました。
取材から共通で感じたこと
取材で一番感じたキーワードは
「人のつながりから生まれる心の豊かさ」
「自然に対する畏敬の念」でした。
・とにかく周りの人に助けてもらっている
・いつも気にかけてもらっている
・人の優しさに触れられて嬉しい
・美しい自然に癒されている
・子どもたちも自然の中で遊びを見つけている
などなど
「心の豊かさ」といっても人それぞれでしょうけど
個人的には自然の中で育まれる人のつながりは羨ましく
大切にしていきたいと思いました。
このガイドブックをご覧になった方が
次のステップへ進むための「きっかけ」になれば幸いです。
ガイドブックが欲しいという方は
「愛知県交流居住センター」へお問合せください。
オマケ☆ 成長した?
18組もの取材&記事制作を任せてもらえたことは
私の自信にもつながりました(新さんありがとうございます!)
新しい出会いがあったことで私の狭い視野がぐーんと広がりました。
取材させていただいた中のおひとりに
前職でのお客さまがいらっしゃって(私の前職は海上輸出貿易)
いつも書面や写真で見ていたものを間近でみることができたり
当時のお話をしたりと、とても嬉しい時間もありました。(こんなところで繋がるんだ!)
ちょうど今から10年前の18歳、高校3年生の時
私は「10年後は海外を飛び回っている」と心に決めていましたが
現実は三河山間地を飛び回っているという(笑)
それでも、10年前には想像もしていなかったような
人との出会い、とても幸せな仕事環境、
とてもとても充実したプライベート時間を
与えていただけることに感謝しています。
2015年1月14日 2015年のちっちゃな目標
絵に描いたようなTHEお正月ダメ人間だった咲姫です。
街で華やぐ振り袖姿の女の子たちを見てしっかりしようと思いました。
たくさん充電をしたので今年も突っ走りたいと思います!
昨年を振り返ると、自分の畑よりお茶畑のお手伝いが大半を占めていたような気がします。
でも、なんだかんだで夏は自分で育てたお野菜で食卓は満たされました^^
昨年のマイブームは手作りトマトソース(ケチャップ)
秋冬に持ち越せるよう、大量にトマトを作りましたが
あまりのおいしさに夏に全て消費してしまいました。
いつ出来上がったのかよくわからずあまり飲めていない梅ジュース。
ひとり暮らしだとあまり消費できない生姜の保存方法も学びました。
ひたすら元気に成長するピーマンはピーマン味噌でペロリ。
昨年の倍の量を栽培した唐辛子。
「一味唐辛子じゃなきゃやだ!」という人のために昨年より大きな瓶でつくりました★
調味料を自分で作るブームに突入しておりますので
今年は大好物の「豆板醤」を作ることを目標にしたいと思います!
(ちっちゃい目標だろ〜〜ぅ)
お恥ずかしながら「豆板醤」が「そら豆」からできていること全く知らず!
しかも「そら豆」が嫌いな私。
そら豆くん、君のことを勘違いしていてごめん!
私は君を加工すれば大好きなんだ!!!!
とひとり心の中でそら豆への歪んだ愛を叫びました。
もう種まきの時期はとっくにすぎているから、
苗が入手できなければこの2015年の目標は達成ならず(苦笑)
番外編
仕事で文章を書くことが多くなった昨今。
「愛でる」という言葉が大好きで、
でもその言葉の意味がイマイチ自分に置き換えられない且つ
文章に組み込みたくても組み込めないモヤモヤ感。
ちょうどその頃からなぜか週末になるとお花を買い、
おうちに帰ると必ずお花に話しかけるようになりました(ヤバい人じゃないんです)
いつの日からか「花を愛でる」という言葉がストンと腑に落ちた感じ。
今年は種からお花を育てみよう。
番外編(これが最後)
今年はもっとわんこと触れあいたい!